地デジがやってきた(UDC2-SET編)
地上デジタル放送対応のテレビ、東芝32D4000を購入して1年が経過してしまいました。
ケーブルテレビでも9月には地上デジタル放送が受信できるようですが、いい加減待ちくたびれました。夏くらいから電波の出力が上がっているという情報を知り、自分で屋外にアンテナを設置して地上デジタル放送が受信できるか試してみることにしました。
今回、一念発起して自分で工事しようと思ったきっかけとなったのは、マスプロ電工の新製品のニュース。
実は、僕の出身地(現在は隣町)にはマスプロ電工の本社があります(だから応援したい気持ちもあって他メーカーではなくここを選択)。ですが、近所の電器店でも他メーカーの製品を中心に扱っている有様です。
近所で購入するのは諦めて、発売日とされる日にWebを検索してみたのですが、ヒットせず。何日か経ってようやく見つけることができました。
このUDC2-SETですが、標準セットに同軸ケーブルやコネクタ、ベランダへの取付金具等すべて同梱されています。電源も不要なタイプなので、本当にこれだけで地上デジタル放送(UHF放送)が受信できます。購入価格は5,000円。
ただ、自宅のマンションはベランダが格子のタイプではなくコンクリートの壁のタイプなので、UDC2-SETに含まれる金具では取り付けることができません。そこで、(これまた他メーカーでもあるのに)マスプロ電工のKBM45をいっしょに購入しました。
また、エアコンのダクトを通してもよいのですが、誤ってエアコンのホースを破損したりしないか心配だったため、サッシの隙間を通すためのケーブル、いわゆる「忍者ケーブル」のFLC5F-Pもいっしょに購入しました。
3点合わせて送料込みで13,000円弱で購入できました。KBM45がなければ1万円を切ることができました。
注文して3日後には届きました。予想外に早くてうれしかったです。
届いた日に早速素人工事に取りかかりました。UDC2-SETに付属している同軸ケーブルの端に同じく付属するF型コネクターを接続しなければなりません。適当にニッパーで処理してしまいました。F型コネクターのはめ方もよく分からず中途半端な状態でいざテレビ本体のアンテナ端子に接続!・・・
もちろん、何も受信することができませんでした。この日は諦めて片づけました。モンキレンチがなかったため、KBM45も設置できず、後日やり直すことにしました。
片づけるときにF型コネクタ内部の線が曲がっていたりしてきちんと接続できていなかったことが判明。原因は分かりました。
(先が長くなりそうなので残りは「追記」に書きます)
そして翌日。連日帰宅してからの夜の作業です。今日はモンキレンチを(愚)妻の実家から借りてきてもらい準備万端。
事前にWebでF型コネクターの接続方法について調べておいたため、この日はきちんと処理しました。昨日はニッパーを使っていたのですがやめてカッターナイフでやりました。こちらのほうが細かい作業には向いているようです。
ビニルをはがすときは一周切れ目を入れて引き抜くのではなく端へ向かって切れ目を入れ、はがします。発泡被覆を剥ぐときは、一周切れ目を入れた後、引き抜くのではなく回しながら抜きます。
あとはUDC2-SETの説明書に書かれている通りの寸法で処理し、リングを通しF型コネクタを押し込みます。ビニルと発泡被膜の間にコネクタを押し込むのが、初めての経験で苦労しました。意外と力が要ります。端を押そうにも銅心線が出ていて指に刺さってしまうのでできません。
なんとか押し込み、リングをペンチで絞り固定しました。
説明書にはこのF型コネクターの処理についての説明が書かれていますが、原寸大の図もあり丁寧だと思います。初心者でもゆっくりとやれば失敗せずにできると思います。失敗しても付属のケーブルはとても長いため、何度でもやり直せば・・・。
まずは屋内で実験。ノートPCに接続したUSB接続タイプのTVチューナーのアンテナ端子にUDC2と片端を自作したケーブルを接続しました。この地域では35chが日本テレビ系列の中京テレビとなっています。35chに合わせてUDC2の向きをいろいろと変えてみました。おそらく中区栄のテレビ塔があると思われる方向へ向けたときに一番画質がよくなることを確認。ケーブルは問題なく機能していることが分かりました。
そして屋外へ。まずはKBM45を設置。モンキレンチを使ってボルトをひとつ調整するだけなので簡単です。自宅は2階なのですが、工具を落とさないように気をつけました。ちなみに落としてしまうと我が愛車キューブに当たることになります。他人には迷惑をかけないことになりますが・・・。
次にUDC2をポールに設置します。これは手でできます。
先程と同様にノートPCでテレビの映り具合を確認し、アンテナの向きを変えつつ瀬戸市のテレビ等の方向を探します。自宅(名古屋市天白区)からではおよそ北東の方向になります。
インタビューに応える小泉首相が一番きれいに映るアンテナの向きを無事見つけられました。その向きで固定をしました。
テレビの裏のVHF/UHF端子に接続されたアンテナケーブルを外し、UDC2からのアンテナケーブルを挿しました。
リモコンから設定画面を呼び出し、地上デジタル放送のチャンネルの初期スキャンを実行しました。スキャン結果を確認すると・・・やった!チャンネルが見つかった!
テレビ東京系列のテレビ愛知が見つかりませんでしたが、どこかにテレビ愛知のみ出力を弱くすることが書かれていた気がするのでそのままにしておきました。
わくわくしながらチャンネルを地上デジタルへ(「地上D」ボタンを押す)。そして「夢・音楽館」を放送中のNHK総合にチャンネルを合わせると・・・映りました。ずっと見ていた横にのばした画面ではなくハイビジョンの映像が。(注:登録済みのB-CASカードを挿していないとだめですよ)
感想はもちろん「とてもきれい」。走査線の数が違うんでしたよね。デジタルなのでゴーストなんてもちろんありません。鮮明で目の前にある実物のようです。いや、肉眼で見るよりも鮮明な映像のような気がします。
さて、各局チャンネルを回してみてみたのですが、ハイビジョンでずっと放送されているのはNHKだけですね。NHK教育でもハイビジョンで放送されていました。民放局はアナログ放送をデジタル放送の電波に乗せているだけのようです。映像もクリアではありません。
民放局は特定の番組、しかも少数の番組でのみハイビジョンで放送されていることを知りました。地上デジタル放送の本放送から1年経過してもまだこの状況というのはちょっと残念です。もっと優位性が主張できるようがんばって欲しいところです。
ただ、民放局でもデータ放送が見られます(リモコンの「d」ボタンを押す)。自分の住む地域の天気予報、ニュース、イベント情報などインタラクティブに自分の見たい情報が閲覧できます。まだデータ放送の活用法を模索しているように見えますが、今後の発展を期待しています。
ひとつ意見を。既存のアナログ放送しか見られないテレビでもチューナーを接続すれば見ることができるようですが、それでは実際には放送されている鮮明な映像は見られません。個人的には頑張って地上デジタル放送対応の大型テレビを購入されることをお勧めします。アナログ放送のように大型にしても映像の荒さが目立つだけということはありません。
さて、年の瀬が迫るこの時期になぜ地上デジタル放送を受信しようとしたのか?
そうです。紅白歌合戦(デジタル紅白歌合戦?)のお茶の間審査員になるためです。データ放送を受信し、早速申し込みを試みることに。どーもくんの案内に従って進めました。
すると、電話回線に接続する必要があると出てきました。試しにIP電話の口にテレビ本体とモジュラーケーブルで接続しました。しかし接続エラーとなってしまいました。
部屋の対角線で一番遠い場所にある固定電話のモジュラージャックまでケーブルを伸ばして接続しました。7、8mあるのですが運よく届きました。東芝さん偉い。
今度は接続に成功し、無事お茶の間審査員として登録することができました。
インターネット接続でも登録作業ができるとよかったのですが、電話番号とB-CASカードの番号で関連づけさせるということでしょうか。電話番号の代わりにメールアドレスでもできるとよかったのではないでしょうか。
その後もドリカムの映像を見ながら、しばらく感動しておりましたとさ。
今回の我が素人工事にて、我が家は強電界地域だと言うことが判明しました。唯一アンテナの設置できるベランダは南側(瀬戸市のテレビ塔のある方向とは反対=裏側)にあり、鉄筋のマンションで部屋も端にはないため電波が受信できるか不安でしたが、全く問題ありませんでした。小高い丘に建っていることがよい条件だったのかもしれません。
実は現在、マンションの壁面を改装工事しているため、アンテナを設置したままにしておくと邪魔になってしまいます。とりあえず撤去しました。:-P
CATVで放送されているBS/CSなどの有料放送は見ていないので、混合器は今のところ必要ありません。あとはデジタル放送をそのままの画質で録画する機器を足せば完璧ですね。でも、まだそこまで揃えようとは思っていません。のんびりやっていくことにします。
我が家に来ていただいた方には、地上デジタル放送を見せてあげますよ。
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